第30回企画展 名所発見、再発見!~浮世絵でめぐる三重の魅力~
期間:2022年4月16日(土)から6月12日(日)まで <チラシPDF> <資料リスト> <図録正誤表>
【内容】
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展覧会概要 江戸時代の三重は、東西の大動脈である東海道が通るほか、伊勢神宮、さらに熊野や西国三十三所の参詣に、人々が集う地でした。古くから和歌に詠まれた名所のほか、江戸時代に新たに見いだされたり、再認識されたりした名所も少なくありません。そこには、挿絵付きの地誌『伊勢参宮名所図会』や広重らが描く宿場や二見浦などの浮世絵(名所絵)が大きな役割を果たしました。 第1章 三重の名所づくし東海道や伊勢参宮で人々の往来が盛んだった三重の名所や宿場の様子を、江戸時代の浮世絵を中心にご覧いただきます。 第2章 名所誕生景勝地や特別な場所を「名所」として認識し、表現する方法は、歌枕をはじめとする言葉から絵に発展していきます。ここでは、名所と名所絵の関係を探ります。 第3章 名所図会と名所浮世絵の世界数ある名所図会の中から、三重の名所図会ともいうべき『伊勢参宮名所図会』を深掘りし、名所図会の世界、名所浮世絵の世界に親しみます。 第4章 三重の新名所近代に入ると鉄道の開通などにより、人、モノの流れに変化が生まれました。近代から現代にいたる名所絵の残像と名所の移り変わりを紹介します。 主催三重県総合博物館後援三重県博物館協会、歴史街道推進協議会助成公益財団法人 岡田文化財団 |
※期間中に一部展示替えを行います。(前期:4月16日(土)~5月15日(日)/後期:5月17日(火)から6月12日(日))
【観覧料】
「名所」展 |
基本展示室とセット観覧券 |
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一般 | 800(640)円 | 1,050(840)円 |
学生 | 480(380)円 | 630(500)円 |
高校生以下 | 無料 | 無料 |
※( )内は20名以上団体料金です。
●障害者手帳等をお持ちの方とその付添いの方1名様は、無料となります。
●毎月第3日曜日は家庭の日で、正規観覧料の2割引きでご覧いただけます。
●コーポレーション・デー(不定期)は、基本展示の観覧料が無料になります。
期間限定展示:伊勢参宮図屏風(前期:4月16日(土)~5月15日(日))
期間限定で最古級の伊勢参宮図屏風(右隻:名古屋市博物館蔵、左隻:根津美術館蔵)を展示します。この屏風は、近年の調査で一対一双のものであることが明らかになりました。その判明以降、三重では初めて一双揃っての展示となります。
伊勢参宮図屏風(右隻:名古屋市博物館蔵)
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伊勢参宮図屏風(左隻:根津美術館蔵)
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関連イベント ※参加はすべて無料です。
記念講演会「名所図会から風景画へ ―歌川広重の作画手法―」
講師:大久保 純一さん(国立歴史民俗博物館教授)日時:2022年5月15日(日) 13時30分から15時まで
場所:当館3階 レクチャールーム
定員:54名(事前申し込み)
ワークショップ「浮世絵版画を摺ってみよう!」
色を重ねて摺る浮世絵版画の技法を体験。作品(ハガキ大)は持ち帰ることができます。日時:2022年4月24日(日)・5月5日(木・祝)・6月5日(日)
各日とも10時30分から・13時30分から(約1時間)
場所:当館2階 実習室
対象:小学生以上
定員:各回12名(事前申し込み)
展示資料解説会
学芸員による展示解説を行います。日時:2022年4月23日(土)・5月28日(土) 各日とも13時30分から14時30分まで
場所:当館3階 レクチャールーム
定員:54名(当日受付・先着順、13時から受付)
連携企画「実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」~MieMuで魅力再発見!令和版三重の旅~ ※入場無料
三重県内各地域の観光スポットなど、これからの時期におすすめの令和版三重の旅をご案内します。期間 :企画展開催期間中
時間 :9時から17時まで
場所 :当館2階 交流展示室
主催 :三重県観光局
共催 :三重県総合博物館
備考 :高校生以下を対象に交流展示室内でクイズラリーを実施します。クイズに答えて正解された方に、先着でプレゼントをお渡しします。(無くなり次第終了)