植物は根で水や養分を取り込み、地上部の葉や花に栄養素を分配しています。分子生物学の発展により、植物には、環境に応じて土壌からの栄養素獲得と体内での分配を最適化する巧妙なメカニズムが存在することが分かってきました。栄養素を運ぶタンパク質「トランスポーター」に焦点を当て、植物が進化させた栄養素獲得のメカニズムについてお話します。農業や食糧問題への応用の可能性を一緒に考えてみませんか？

 

・日　時：2024年3月1日（金）19:00～20:15

・方　法：オンライン（Zoomウェビナー）＊参加者のお顔は映りません。

・申　込：こちらからお申込みください（Zoomのフォームが開きます）

・定　員：500名

・参加費：無料

＜出演・登壇者 プロフィール＞
・ゲスト：吉成 晃（よしなり あきら）氏（名古屋大学 高等研究院/トランスフォーマティブ生命分子研究所 YLC^*特任助教）
1988年神奈川県生まれ。北海道大学大学院農学院博士課程修了。博士(農学)。大阪府立大学博士研究員、名古屋大学博士研究員、日本学術振興会特別研究員（名古屋大学）を経て、2022年より現職。専門は植物細胞生物学、植物栄養学。^*Young Leaders Cultivation program
・MC：三宅 恵子（みやけ けいこ）氏（名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所 特任講師）