​名古屋大学が世界に誇るものづくり技術。今回は2人の匠をゲストに、最新研究と社会応用の可能性を、参加者とともに探ります。

●「社会を支える低温プラズマ　～半導体加工からバイオ，農業，環境応用まで～」

低温プラズマを用いた加工技術は私たちの身近にある様々な製品に深くかかわっているだけでなく、バイオや農業など新しい分野への展開も進んでいます。当日はデモンストレーションも含め低温プラズマを紹介させていただくとともに、低温プラズマの持つ幅広い可能性についてお話しします。

〇豊田 浩孝（名古屋大学大学院工学研究科教授／低温プラズマ科学研究センター副センター長）
〇参考記事：プラズマ×農業＝スーパー作物を作りたいわけではありません

●「洗剤でつくる「超」ナノ物質～世界を変える新材料～」

金属粒子に小さな穴をたくさん空けた「ナノ多孔体」が、化学反応を飛躍的に高める材料として注目されています。合成技術の鍵は、洗剤にも使われる界面活性剤。様々な応用が期待される研究の概要を紹介します。

〇山内 悠輔（名古屋大学大学院工学研究科教授／卓越教授）
〇参考記事：「もったいない」からナノサイズの穴を開ける…!?　


●申込方法：いずれか１つをご選択ください。
・TOIC NAGOYA会場に参加する　→こちらの受付フォーム（googleフォーム）からお申込みください。（定員40名、申込先着順）

・オンライン配信を視聴する　→こちらの受付フォーム（Zoomウェビナー）からお申込みください。
＊TOIC NAGOYAで開催するイベントの会場の様子を同時配信します。対面会場をメインとしますので、スライドの文字が読みにくかったり、音声が一部聞き取りづらいなどの状況が生じた場合、柔軟に対応することが難しいことがあります。あらかじめご了解をいただけますよう、お願いいたします。
 

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●豊田 浩孝 教授プロフィール
経歴：
1988年　名古屋大学工学研究科博士課程修了
1988年　名古屋大学工学部助手
1992年　名古屋大学工学部講師
2000年　名古屋大学工学研究科助教授
2007年　名古屋大学工学研究科教授
　　　　　名古屋大学低温プラズマ科学研究センター　兼任
　　　　　核融合科学研究所　特任教授　兼任

所属学会:
応用物理学会　(元プラズマエレクトロニクス分科会幹事長)
プラズマ・核融合学会(元副会長)
電気学会(元理事)

受賞：
応用物理学会フェロー
応用物理学会優秀論文賞
第25回プラズマ材料科学賞基礎部門賞
第5回，第21回プラズマエレクトロニクス賞
キオクシア優秀研究賞

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●山内 悠輔 教授プロフィール

経歴：
2003年　早稲田大学先進理工学部応用化学科卒
2007年　同大大学院先進理工学研究科博士後期課程修了，博士（工学）
2007年　物質・材料研究機構グループリーダー
2017年　クイーンズランド大学・化学工学科教授として着任
2020年　JST-ERATO山内物質空間テクトニクスの研究総括を兼任
2023年　名古屋大学工学研究科の卓越教授として着任

受賞等：原著論文1000報以上，hインデックス170。2016年から2023年まで，毎年クラリベイトの高被引用論文著者に化学と材料科学の2分野で選出。最近の主な賞としては，オーストラリア・ローリエットフェロー，文部科学大臣表彰科学技術賞（研究部門），日本化学会・学術賞，日本セラミックス協会・学術賞など。

・参考：名古屋大学 研究者紹介 - Researchers'VOICE (nagoya-u.ac.jp)