講演では、鳥や哺乳類を中心とした動物へバイオロギング手法を使うことで得られた、今まで知られていなかった動物の行動等について講義をいただきます。バイオロキングとは生物にカメラやセンサーを取り付けて、目視観察では見ることのできない行動や生態を調べる学問で、日本は他国に先がけて開発し、この研究分野をリードしています。この講演では、これまでに知られていなかった野生動物の生活が明らかになることで、希少動物の保全や動物と人との関わりについて考えていただく場を提供するものです。

＜講師略歴＞

○経歴（略歴）

京都大学リサーチ・フェロー、カリフォルニア大学サンタクルズ校

リサーチ・アソシエイト等を経て２００７年12月より現職。

　専門はハイテク追跡を用いた動物行動学。

著書に「動物たちの不思議に迫るバイオロキング」（共著）「地球からのおくりもの」(共著)