超高齢社会を迎えた日本では、さまざまな社会問題が生じており、対策のひとつとして地縁や血縁などの「伝統的な絆の復活」という動きがあります。しかし、現代の地域社会では、家族形態の多様化だけでなく、さまざまな価値観が混在しているため、「伝統的な絆」だけでは問題の解決は難しいと思われます。亀岡誠氏は、これからの社会には新しい絆が必要だとして、個々の自主的な絆である「ちょっとした絆」を提案しています。

笑いと健康の文化祭は、「笑い」、｢健康｣、「介護」でつながった「ちょっとした絆」のお祭りです。アロマやカラーセラピー、瞑想ヨガ、整体、整膚、マイナビ2016のマイナビTVのテーマソングを歌うMaco　a.k.a SweetLoverライブとサイン会、Johnson &　Johnson協力での血糖自己測定、星城大学林久恵准教授による歩行測定、家族介護者を支援する人たちの交流会などなど盛りだくさんです。プロやアマを問わず、職業も、地域も、年代層もバラバラの人たちが、自分の特技や技能を活かして、「多くの人に笑顔と健康を届けたい」という思いで繋がりました。参加費以外は、一部材料費が必要なものもありますが、原則無料で体験できます。皆さんも一緒に大笑いをし、歌い、癒されませんか？また、超高齢社会に向けて｢介護｣や「家族介護者の支援」を一緒に考えませんか？そして、私たちと「ちょっとした絆」を創りませんか？皆さんと良い繋がりができることを楽しみにしています。

NPO法人笑み筋体操Ⓡハッピーネット理事　　堀　容子