出演・登壇者 | |
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実施規模(定員等) | 100名 |
開催場所 |
オンライン開催 |
詳細 | ※定員に達しましたので、申込受付を終了しました(2020年11月27日) 高校生以上の地域の方に、化学、技術、ものづくりの面白さを知っていただくため、最先端の研究、研究成果の紹介及び、地域の課題解決策などについて講義します。 今年度のメインテーマは「人体を科学するー認知と免疫ー」です。 人体は何十兆もの細胞により形作られた「複雑システム」です。全体では複雑な構造をしているものの、その一つ一つの機能に着目すれば、その基礎機能は科学の範疇で説明できることも増えてきました。本講座では「視覚」と「免疫」という2つの重要な機能について科学的にどのように考えられるのか、最新の研究情報をもとにやさしく解説します。 ●第1回(11/21) 「“目“は口ほどに物を言う?瞳孔から見るヒトの認知」 講師:情報・知能工学系 南哲人 教授 「目は口ほどに物を言う」というように、目の動きから得られる情報はたくさんあります。そのうちの1つに、瞳孔の大きさ変化があります。瞳孔は、目の中央にある光をとおす穴のことで、明るいと小さくなり、暗いところでは大きくなります。ただ、明るさ以外の認知要因でも、その大きさは変化することが知られています。本講座では、実際の研究例を紹介しながら、瞳孔の変化からヒトの認知状態を探っていきます。 ●第2回(11/28) 「「脳」の再生と炎症ー脳も身のうち、免疫は内なる他者ー」 講師:応用化学・生命工学系 吉田祥子 講師 思考をつかさどる脳は「壊れたら再生しない」とか、「免疫がない」とかちょっと特別扱いされてきました。ところが、21世紀に入って、脳の神経細胞が何歳になっても再生すること、末梢の免疫細胞が脳に入り込んで認知症などを引き起こすことが分かってきました。さらにコロナウイルスの感染で引き起こされる免疫暴走と神経損傷など、脳が身体全体と密接に関与しているトピックを通じて、健康な「脳」の使い方について紹介します。 詳細・お申込については、こちらをご覧ください。 |
イベントの 問い合わせ先 |
豊橋技術科学大学 研究支援課(社会連携支援室)地域連携係 e-mail:chiren@office.tut.ac.jp |