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ASFサイエンストーク「稀少難治性皮膚疾患の克服をめざして」

ASFサイエンストーク「稀少難治性皮膚疾患の克服をめざして」
開催日
2022/10/17(月)
開催時間
19:00~20:00
開催場所・会場
オンライン(Zoomウェビナー)
対象者
高校生
一般
出演・登壇者 秋山真志(名古屋大学大学院医学系研究科 教授)、玉井克人(大阪大学大学院医学系研究科 教授)、田中 暁生(広島大学大学院医系科学研究科 准教授)
実施規模(定員等) 100名程度
開催場所
オンライン(Zoomウェビナー)
詳細
ASFサイエンストーク
 
「稀少難治性皮膚疾患の克服をめざして」

私たちは、指定難病に含まれる8つの稀少難治性皮膚疾患の研究をしています。研究班の活動と、先天性魚鱗癬、表皮水疱症、遺伝性血管性浮腫の3疾患について、研究成果を含めてご紹介します。

〇日 時
10月17日(月)19:00~20:00

〇方 法
Zoomウェビナー

〇申 込
事前申込制、こちらのフォームからお申込みください。(Zoomウェビナーの申込フォームが開きます。)

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<登壇者とトーク概要>
1.秋山 真志(名古屋大学大学院医学系研究科 教授)
稀で、難治性の疾患「先天性魚鱗癬」のより良い診療の実現と、正確な診断法、優れた治療法の開発のための研究を行なっています。先天性魚鱗癬は遺伝的な原因により、全身の広い範囲で皮膚表面の角層が厚く、乾燥して、固くなる疾患です。皮膚だけに症状があるものと、内臓の症状を伴うものを合わせて、多くのタイプの疾患が含まれます。近年、これらの疾患が発症するメカニズムは、かなり明らかになって来ました。それらの知見から、根治的な治療法の開発を目指しています。
 
2.玉井 克人(大阪大学大学院医学系研究科再生誘導医学寄附講座 教授)
うまれつき全身やけどのような皮膚症状が生じる遺伝性皮膚難病「表皮水疱症」の治療法開発を目指しています。皮膚は掛布団(表皮)、シーツ(基底膜)、マットレス(真皮)の3層で形成されていますが、表皮水疱症の患者さんでは表皮と基底膜、基底膜と真皮の接着に必要なタンパク質が不足しています。今回は、現在私どもが開発中の表皮水疱症治療法を紹介いたします。
 
3.田中 暁生(広島大学大学院医系科学研究科皮膚科学 准教授)
遺伝性血管性浮腫の診断と治療に携わっています。また、難治性のアトピー性皮膚炎や蕁麻疹の患者さんを数多く診察し、皮膚の知覚やアトピー性皮膚炎の病態に関する研究を行っています。

イベントの
問い合わせ先
名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 asf@aip.nagoya-u.ac.jp