出演・登壇者 | 棚橋誠治(名古屋大学理学研究科/素粒子宇宙起源研究機構基礎理論研究センター)、伊藤好孝(名古屋大学宇宙地球環境研究所/素粒子宇宙起源研究機構現象解析研究センター)、中村光廣(名古屋大学未来材料・システム研究所/素粒子宇宙起源研究機構現象解析研究センター) |
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実施規模(定員等) | 先着300名まで、事前申込不要 |
開催場所 |
名古屋大学 IB電子情報館2階大講義室 |
詳細 | 参加費:無料 対象:学生~一般 *事前申込不要 <名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構によるノーベル賞受賞緊急講演会のお知らせ> 梶田隆章博士、アーサー・マクドナルド博士、ノーベル物理学賞受賞おめでとうございます! 2015年のノーベル物理学賞に梶田隆章博士(東京大学宇宙線研究所所長)とアーサー・マクドナルド博士(カナダ クイーンズ大学名誉教授)が選ばれました。受賞理由は、「ニュートリノ振動」を発見し、ニュートリノに質量があることを示した功績です。 これを受けて、名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構(KMI)では、一般・学生の方を対象としたノーベル賞受賞緊急講演会「ニュートリノ振動とはなにか? ~素粒子と宇宙の謎を解くカギ~」を開催いたします。 受賞理由となった「ニュートリノ振動」とは何か?どうしてニュートリノの質量がわかるのか? 「ニュートリノ振動」に関しての一般的な解説に加え、 名古屋大学が牽引してきた「ニュートリノ振動」についての理論的・実験的研究を紹介します。 ニュートリノ振動は、1962年に名古屋大学の牧二郎、中川昌美、坂田昌一によって予言されました。ニュートリノ振動の考え方の基本となる「素粒子の混合模型」は、やがて小林−益川理論のノーベル賞へと結実しました。また、名古屋大学の実験研究者らは、スーパーカミオカンデ実験で大気ニュートリノ振動の発見に携わり、またニュートリノ振動の最終検証とも言えるOPERA実験を行いました。 ニュートリノ振動の発見によって、長らく物理学上の大問題であったニュートリノ質量の謎は解かれました。それと同時に、ニュートリノの不思議な性質はさらに深い謎を呼び、宇宙に物質が存在する理由にまで迫ろうとしています。 今回は、ニュートリノ研究に関わる名古屋大学KMIの第一線の研究者の生の声を聞くチャンスです。みなさま、ふるってご参加ください。
名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構 一同
<概要> ■「名古屋で生まれたニュートリノ振動の理論:牧・中川・坂田のアイデア」 棚橋誠治(名古屋大学理学研究科/素粒子宇宙起源研究機構基礎理論研究センター) ■「スーパーカミオカンデでのニュートリノ振動の発見:現在・過去・未来」 伊藤好孝(名古屋大学宇宙地球環境研究所/素粒子宇宙起源研究機構現象解析研究センター) ■「なあにい! ニュートリノ 軽い(かあるい)でいかんがね! -名古屋で探す暗黒物質-」 中村光廣(名古屋大学未来材料・システム研究所/素粒子宇宙起源研究機構現象解析研究センター) ■ パネルディスカッション:(質問コーナー) http://www.kmi.nagoya-u.ac.jp/jpn/events/post_5.php |
イベントの 問い合わせ先 |
名古屋大学宇宙地球環境研究所/素粒子宇宙起源研究機構現象解析センター 教授 伊藤好孝 Email: itow@stelab.nagoya-u.ac.jp |