イベント企画団体名 | 名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部あいちサイエンスフェスティバル事務局 |
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分類項目 想定する対象者 |
中学生以上の一般市民を想定 ネットワーク中心企画「先端科学技術と社会」 |
実施形態 | 講演会 |
企画の趣旨 | ESD世界会合へ向けた国際社会の取り組みを紹介するとともに、国連大学における持続可能な社会実現に向けた研究活動を踏まえ、国際社会の将来像を考察する。 |
実施規模 | 事前申込制、定員100名(事前申込みに空がありますので、先着順で当日参加を受け付けます) |
開催予定日 | 2014/09/27(土) |
開催日程 | 14:00~16:00(開場:13:00) |
開催地区 | 名古屋市内 |
開催場所 |
三井住友銀行SMBCパーク栄 (名古屋市中区錦3-25-20)
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イベントの 問い合わせ先 |
あいちサイエンスフェスティバル事務局 電話052-747-6527 メール:asf@aichi-science.jp |
イベント 詳細URL |
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詳細 | ★2014年のあいちサイエンスフェスティバル2014では、2つのESD関連の講演会を開催します。 「ESDってそういうことか!」目の前が明るくなる、名古屋大学主催の、市民向け講演会。国際的研究機関と、愛知県地元企業の、異なるフィールドにおいてESDを牽引するお二人が、市民向けにわかりやすくお話します。この貴重な機会に、ぜひご参加ください。
ESDの「E」は、「Education;教育」の「E」。ESDの「SD」は、「Sustainable Development;持続可能な開発(発展)」の「SD」を意味します。 地球環境の悪化、人権を踏みにじる紛争、地域経済の衰退、貧困問題など、今や私たちは、日本や世界の将来について、明るい未来を描くことが困難になっています。こうした状況をやり過ごし、解決を他人任せにする態度は、問題の深刻化を早め、社会不安を増大させます。 そこで、持続可能な社会(つまり、将来も楽しく明るく生きていける社会)をつくるために、今わたしたちが何をするべきかを考えあう学びが、求められています。その際には、社会を便利にし、文明化を進めてきた科学技術や研究のあり方についても、問い直すことが必要でしょう。
11月10日~12日には、ここ、愛知・名古屋で、ESDの世界会合が開催されます。新聞紙面等でも、連日のようにESD関係の記事が見られますが、ESDって何なのか、よくわかっていない方もきっと多いことでしょう。
ぜひ、この機会に、ESDに関する講演会に参加し、今世界の有識者や経済人が、どこへ向かっていこうとしているのかを、共有してみませんか。
★竹本和彦先生プロフィール
東京大学工学部(専門:都市工学)卒業。米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際研究大学院(SAIS)修士。東京大学より博士号授与。
1974年、環境庁(現環境省)入庁。大臣官房審議官(地球環境担当)、環境管理局長などを経て、2008年より地球環境審議官。2010年には生物多様性条約第10回締約国会議にて議長代行を務めた。2011年より、国連大学高等研究所プログラム・ディレクター、環境省参与などを歴任。2014年1月1日より、国連大学サステイナビリティ高等研究所所長に就任。共著に、『地球環境とアジア』(岩波書店)、『低炭素都市:これからのまちづくり』(学芸出版社)等。
★講演概要
ESD世界会合へ向けた国際社会の取り組みを紹介するとともに、国連大学における持続可能な社会実現に向けた研究活動を踏まえ、国際社会の将来像を考察する。
国連大学は、国連システムの学術部門として1975年に設立。人類の生存、開発、福祉など、緊急性の高い地球規模課題の解決に向けて、国連とその加盟国に寄与するシンクタンク的役割を果たしている。中でも、竹本氏が所長を務める国連大学サステイナビリティ高等研究所(本部:東京都渋谷区)では、サステイナビリティ学、生物多様性、環境ガバナンスをはじめとする、環境研究のさまざまな側面に基づいたハイレベルな政策立案に向け、グローバルな研究に取り組んでいる。中央省庁での行政経験を背景に、国際的研究機関の指揮を執る竹本氏に、持続可能な国際社会の実現に向けた、国連大学の研究最前線をご講演いただく。
*市民向け講演会「先端科学技術と社会」趣旨 生活に密着するようになった科学技術。日本を代表する科学技術研究や政策の第一人者たちが,社会と科学技術のかかわりについて講演を行います。科学技術の現状や課題についてみなさんの意見も聞きながら進めていきます。
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