イベント企画団体名 | 名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部あいちサイエンスフェスティバル事務局 |
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分類項目 想定する対象者 |
中学生以上の一般市民を想定 ネットワーク中心企画「先端科学技術と社会」 |
実施形態 | 講演会 |
企画の趣旨 | 地域に根ざした環境・社会貢献に取り組む、ユニー株式会社。店舗全体でエコ・ファーストに取り組み、他者との結びつきを重視したESDを展開する、先進的活動事例を紹介する。 |
実施規模 | 事前申込制、定員100名(事前申込みに空がありますので、先着順で当日参加を受け付けます) |
開催予定日 | 2014/10/04(土) |
開催日程 | 14:00~16:00(開場13:00) |
開催地区 | 名古屋市内 |
開催場所 |
三井住友銀行SMBCパーク栄 (名古屋市中区錦3-25-20)
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イベントの 問い合わせ先 |
あいちサイエンスフェスティバル事務局 電話:052-747-6527 メール:asf@aichi-science.jp |
イベント 詳細URL |
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詳細 | ★2014年のあいちサイエンスフェスティバル2014では、2つのESD関連の講演会を開催します。 「ESDってそういうことか!」目の前が明るくなる、名古屋大学主催の、市民向け講演会。国際的研究機関と、愛知県地元企業の、異なるフィールドにおいてESDを牽引するお二人が、市民向けにわかりやすくお話します。この貴重な機会に、ぜひご参加ください。
ESDの「E」は、「Education;教育」の「E」。ESDの「SD」は、「Sustainable Development;持続可能な開発(発展)」の「SD」を意味します。 地球環境の悪化、人権を踏みにじる紛争、地域経済の衰退、貧困問題など、今や私たちは、日本や世界の将来について、明るい未来を描くことが困難になっています。こうした状況をやり過ごし、解決を他人任せにする態度は、問題の深刻化を早め、社会不安を増大させます。 そこで、持続可能な社会(つまり、将来も楽しく明るく生きていける社会)をつくるために、今わたしたちが何をするべきかを考えあう学びが、求められています。その際には、社会を便利にし、文明化を進めてきた科学技術や研究のあり方についても、問い直すことが必要でしょう。
11月10日~12日には、ここ、愛知・名古屋で、ESDの世界会合が開催されます。新聞紙面等でも、連日のようにESD関係の記事が見られますが、ESDって何なのか、よくわかっていない方もきっと多いことでしょう。
ぜひ、この機会に、ESDに関する講演会に参加し、今世界の有識者や経済人が、どこへ向かっていこうとしているのかを、共有してみませんか。
★講師紹介:百瀬則子さん 横浜市出身。北海道酪農大学卒業。学生時代は、ヨーグルトを発酵させる乳酸菌の研究に取り組んだ。研究のかたわら、ボーイスカウトの指導にも関わり、子どもたちと過ごした経験が、現在のESDへの取り組みに活かされることになる。 1980年、ユニー株式会社入社。店舗での売り場担当や出店調査業務等を経て、2001年、環境部設立により担当者に着任。国際標準化機構(ISO)14001の取得や、食品リサイクル法などの対応に取り組み始める。以後、日本チェーンストア協会環境委員、農林水産省食料農業農村政策審議会専門委員(食品リサイクル)、環境省中央環境審議会専門委員(食品リサイクル)、経済産業省産業構造審議会環境部会廃棄物リサイクル小委員会委員等を歴任。2014年5月、同社初の女性執行役員に就任。
★講演概要 地域に根ざした環境・社会貢献に取り組む、ユニー株式会社。店舗全体でエコ・ファーストに取り組み、他者との結びつきを重視したESDを展開する、先進的活動事例を紹介する。 百瀬氏が中心となって進めてきた環境への取り組みが認められ、ユニー株式会社は2008年、環境省「エコ・ファースト企業」に認定。2014年、「2014愛知環境賞「銀賞」」受賞。ユニーの取り組みの特徴は、容器リサイクルやゴミの減量など環境への取り組みにとどまらず、異世代交流や異分野連携を意識し、人と人との結びつきを広げる活動を通じて、ESD(持続可能な開発のための教育)のプラットフォームとしてのスーパーマーケットの可能性を拡げている点にある。その中心人物である百瀬氏に、自身の経験や思いも含めて、ユニー株式会社のESD活動事例についてご講演いただく。
*市民向け講演会「先端科学技術と社会」趣旨 生活に密着するようになった科学技術。日本を代表する科学技術研究や政策の第一人者たちが,社会と科学技術のかかわりについて講演を行います。科学技術の現状や課題についてみなさんの意見も聞きながら進めていきます。 |