出演・登壇者 | 秋山 真志さん(名古屋大学大学院医学系研究科 教授) 、氏家 英之さん(北海道大学大学院医学研究院皮膚科学教室 教授)、岩永聰さん(長崎大学病院 皮膚科・アレルギー科 助教) |
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実施規模(定員等) | 500名 |
開催場所 | オンライン(Zoomウェビナー) |
詳細 | 近年、皮膚疾患研究は飛躍的に進展し、革新的な治療法が次々と登場しています。本イベントでは、希少で難治性の皮膚疾患である先天性魚鱗癬(せんてんせいぎょりんせん)、類天疱瘡(るいてんぽうそう)、弾性線維性仮性黄色腫(だんせいせんいせいかせいおうしょくしゅ)、の最新研究と治療法を紹介し、これらの疾患の原因や治療の進展について学びます。 ●講師:
・秋山 真志さん(名古屋大学大学院医学系研究科 教授)
・氏家 英之さん(北海道大学大学院医学研究院皮膚科学教室 教授)
・岩永聰さん(長崎大学病院 皮膚科・アレルギー科 助教)
●方法:オンライン(Zoomウェビナー)●事前申込制、定員500名 こちらからお申込みください(Zoomウェビナーの申込フォームが開きます) どんなお話が聞けるのか、講師に聞きました↓ ◯秋山さん 「先天性魚鱗癬」は遺伝的な原因により、全身の広い範囲で皮膚表面の角層が厚く、固くなる疾患です。皮膚だけに症状があるものと、内臓の症状を伴うものを合わせて、多くの病型が含まれます。私達は、この「先天性魚鱗癬」の正確な診断法と優れた治療法の開発を目指しています。近年、ますます明らかになって来た発症メカニズムと、それらの知見に基づいて改訂された病名、病型分類について、お話しします。 ◯氏家さん 類天疱瘡は、本来は外部から侵入した病原体を排除するために存在する「抗体」が自分の皮膚に結合することで生じる自己免疫疾患です。全身の皮膚や粘膜に水ぶくれ(水疱)や皮むけ(びらん)、赤い発疹(紅斑)が出現します。高齢者に生じやすく、社会の高齢化によって患者さんの数が徐々に増えています。一部の薬剤が類天疱瘡の発症に関与している可能性も指摘されています。類天疱瘡の概要と標準治療について、そして治療に関する新たな試みについてお話します。 ◯岩永さん 弾性線維性仮性黄色腫の病態メカニズムの解明、新たな検査法や治療法の開発に向けて研究を行なっています。近年の研究で明らかになってきたこと、私たちが行なっている研究についてご紹介したいと思います。 |
イベントの 問い合わせ先 |
名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 あいちサイエンス・コミュニケーション・ネットワーク事務局 asf@aip.nagoya-u.ac.jp TEL:052-747-6527 |