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展覧会

中部大学蝶類研究資料館 2階展示室一般公開

中部大学蝶類研究資料館 2階展示室一般公開
開催日
2016/08/04(木)~2016/08/31(水)
開催時間
10:00~16:00
開催場所・会場
中部大学名古屋キャンパス蝶類研究資料館 2階展示室
対象者
小学校低学年以下
小学校高学年
中学生
出演・登壇者
実施規模(定員等)
開催場所

中部大学名古屋キャンパス蝶類研究資料館 2階展示室
詳細

開催日:8/4~8/5、および8/16~8/31の平日

このたび中部大学におきまして、日本有数の蝶の収集家である藤岡知夫氏より日本産蝶類標本を譲り受け、中部大学名古屋キャンパスに中部大学蝶類研究資料館を開設することとなりました。これを記念して、藤岡コレクションの一端を展示した展示室を一般公開いたします。(8月のみの期間限定)
 
蝶や昆虫などに興味のある方、どなたでも無料でご来館いただけます。
  
■蝶類研究資料館について
 中部大学蝶類研究資料館は、日本産の蝶類の土着種全種にわたる推計22万頭の展翅標本を集積する「藤岡コレクション」資料を主として収蔵する資料館です。このなかには、日本の戦後の経済発展の流れのなかで、自然環境の変化によって現在ではすでに絶滅した種類も多数含んでいます。生息地域の変化の過程を辿ることは、日本における蝶類の生態環境のみならず、日本列島の形成史や気候変動を含め東アジア全体の自然史全体を把握するうえにおいても学術研究資料として今後さらに意義を高めていくものと位置づけています。
 このたびの開館記念に際しての展示では、当館の藤岡コレクションにおける日本産のチョウ約3種の標本とともに、名和昆虫博物館(岐阜県)の御協力により、中南米、インド~オーストラリア、アフリカなどのトリバネアゲハグループなど約60種の標本をお借りして陳列させていただくこととなりました。これにより、日本と海外の双方のアプローチからチョウの生態について両者を比較して観察しながら紹介をする内容となっております。
 また、今後は高精細デジタル標本写真とその深度合成生態写真による画像ライブラリーを構築し、採取地や生息環境等のデータとともに、展示して行く予定です。
 
■藤岡コレクションとは
 藤岡コレクションとは日本産蝶類土着種全種にわたり各地の標本が満遍なく集積された比類ないコレクションである。標本箱数約1700、推計22万頭の展翅標本からなり、個人の手による日本産の蝶のコレクションとしては日本一の規模を誇るものである。
 藤岡コレクションの古い標本では作成後から50年以上経過しているものも多数見受けられ、更には高度成長期以降、開発による環境破壊が進んだためその産地が消滅し、絶滅してしまった標本も多数存在する。それらが包括的に収められたこのコレクションは、日本産蝶類の実態のみならず、極東の自然史の一端を把握する上で文化財としての価値を有するものである。


詳しくはこちらをご覧ください。↓ (中部大学のページ)
http://www.chubu.ac.jp/future_events/detail-768.html

*関連イベント
8月1日(月)13:30、講演会「蝶の美しさのひみつ」 申込不要、入場無料
 於:中部大学不言実行館(愛知県春日井市)
 

イベントの
問い合わせ先
中部大学名古屋キャンパス 電話052-241-3300 メール chourui@office.chubu.ac.jp